モックルール
基本概念
Mimicry では、モックルールを階層構造で管理します。

各ルールには有効/無効の切り替えがあり、無効にするとそのルールは適用されなくなります。
ルールの作成

左サイドバーでルールを追加するフォルダを選択します。
URL パターン、HTTP メソッド、レスポンスを設定します。
保存 ボタンをクリックしてルールを保存します。
ルールが有効になっていることを確認します(トグルスイッチ)。
設定項目
URL パターン
リクエスト URL にマッチするパターンを指定します。ワイルドカード(*、**)を使用できます。
# 完全一致
https://api.example.com/users
# 1 セグメントのワイルドカード
https://api.example.com/users/*
# 複数セグメントのワイルドカード
https://api.example.com/**
# ホストを問わず、パスだけで指定する
/api/users/**
# ドメインのワイルドカード
https://*.example.com/api/*http://かhttps://から書くと、ホストを含む URL 全体を照合します。/から書くと、ホストを問わずパス (とクエリ) だけを照合します。*は/を越えません。/を越えて複数のセグメントにマッチさせるには**を使います。- パスは全体が一致する必要があり、前方一致ではありません。
/api/users/*は/api/users/42にマッチしますが、/api/users/42/postsにはマッチしません。 - 末尾のスラッシュは区別されます。
/api/usersと/api/users/は別のパスです。 - 大文字小文字は、ASCII の文字だけ無視されます。
- クエリは、パターンに書いたときだけ照合し、書いたパラメータがリクエストに含まれていれば一致します (部分集合)。パターンにクエリがなければ、リクエストのクエリは無視されます。
HTTP メソッド
マッチする HTTP メソッドを指定します。
「すべてのメソッド」を選択するとすべての HTTP メソッドにマッチします。
ステータスコード
レスポンスのステータスコードを指定します。よく使うコードはプリセットから選択でき、末尾の「カスタム」を選ぶと 100〜599 の任意のコードを直接入力できます。
レスポンスヘッダー
レスポンスヘッダーを JSON 形式で指定します。
{
"Content-Type": "application/json",
"Cache-Control": "no-cache"
}レスポンスボディ
レスポンスボディを設定します。JSON、テキスト、HTML など任意の形式で指定できます。
{
"id": 1,
"name": "John Doe",
"email": "john@example.com"
}遅延 (ミリ秒)
レスポンスを返すまでの遅延時間をミリ秒で指定します。ネットワーク遅延やタイムアウト処理のテストに使用します。
プロジェクト・フォルダ管理
プロジェクト・フォルダの作成
左サイドバー上部の + ボタンからプロジェクトまたはフォルダを作成できます。
ルールの複製
既存のルールを複製して、似たようなルールを効率的に作成できます。
- 複製したいルールを右クリック
- 「複製」を選択
- 同じ設定のルールが作成される
URL パターンやレスポンスが似ているルールを複数作成する場合に便利です。
ドラッグ & ドロップ
ルールやフォルダはドラッグ&ドロップで並び替えができます。複数のプロジェクト間でルールを移動することも可能です。
有効/無効の切り替え
各ルールには有効/無効のトグルスイッチがあります。無効にしたルールはリクエストにマッチしません。
ルールの優先順位
複数のルールがマッチする場合、リストの上にあるルールが優先されます。
ヒント: より具体的なルール(完全一致など)を上に、汎用的なルール(ワイルドカード)を下に配置することをお勧めします。
CLI が --project を指定して書き込んだプロジェクトは、サイドバーでの並び順に関係なく、ほかのプロジェクトより先に照合されます (ピン留め)。ピン留めは、サイドバーの PIN バッジか右クリックメニューから解除できます。
一時ルール
CLI の rule set に --ttl を付けると、指定した時間が過ぎたときにルールが自動で削除されます。--times を付けると、N 回適用したあとに自動で削除されます。適用した回数は、mimicry logs --json の ruleUse で確認できます。GUI のサイドバーには「一時 · 残り …」のバッジが表示され、「常設にする」で残せます。