Cloudflare の MiniMax Music 2.6 無料プロモを Hono + Bun で試した
背景
Cloudflare 公式 X アカウントが MiniMax の Music 2.6 が今週は Cloudflare で無料 と告知していたので、Hono + Bun + Cloudflare Workers でブラウザから曲を生成・試聴できる最小アプリを組んで試した記録です。
Music-2.6 from @MiniMax_AI is free on Cloudflare this week! Generate full-length songs or instrumentals from a text prompt, with optional auto-generated lyrics.
試したアプリ
サーバーは Hono、ローカル実行は Bun、Workers の assets バインディングで public/ を配信し、AI Gateway 経由で minimax/music-2.6 を叩く構成にしました。プロンプトと歌詞を入力して送信すると、生成された音声が返ってきて再生できます。
AI Gateway とクレジットの準備
minimax/music-2.6 は partner model なので AI Gateway 経由が必須で、課金は Unified Billing で処理されます。事前にダッシュボードから Gateway を 1 つ作成し、「認証済みゲートウェイ」を ON にしておきます。OFF のままだと残高があっても Insufficient balance が返ります。
無料プロモ期間中も Unified Billing を機能させるためにクレジットの事前ロードが必要です。私は $10 だけ入れておきました。プロモ中はリクエストが $0 で記録されるので残高は減らず、ロードしたクレジットは他のプロバイダーでも消化できるので捨て金にはなりません。
生成した曲の聴き比べ
実際に生成した曲を 2 つ並べておきます。
1 つ目は、自分で日本語歌詞を書いて lyrics_optimizer を OFF にした、シンガーソングライター風の夏のドライブソングです。
2 つ目は、英語のプロンプトで lyrics_optimizer の自動生成に任せた英語洋楽版です。
並べて聴き比べてみると、英語版のほうはドキュメント例にだいぶ近いポップスが出ているはずです。
wav で詰まったら mp3 を試す
検証の終盤、wav 形式で生成すると internal server error が返り続ける時間帯に何度か遭遇しました。プロモ枠の限界なのか、レート制限的な何かなのか、原因は特定できていません。
同じプロンプトとパラメータのまま format を mp3 に切り替えると普通に生成できる ことが分かったので、wav で詰まったら一旦 mp3 で試すのが現実的な回避策です。記事の埋め込み音源は朝一に wav で取れていた成功分なので、同じ設定でも時間帯による差があるようでした。
まとめ
「無料」と書いてある仕組みでも、Gateway 作成、認証済みゲートウェイの ON、クレジットロードと、押さえておきたい手順がいくつかありました。最終的にはブラウザからオリジナル曲が生成できる状態になり、Cloudflare Workers の上で AI 楽曲生成サービスを構築する一連の流れを押さえられたのは収穫です。
同じところで悩んでいる方の参考になれば幸いです。